●ルガゾロとはイヌのルガルガンと、イヌ科(キツネはイヌ科)のゾロアーク。
イヌてきなポケモンのなかよしコンビ。
目つきが悪い。
毛の量が多い。
めちゃくちゃ強い。
●それはさておきルガゾロとはメインアタッカーだけでなくドローエンジンをも兼ねるゾロアークGXがメイン。
アタッカーとサポートを兼ねるルガルガンGXがサブ。
全体的にバランスがよくて安定性が高く、構築とプレイングの自由度が高いのが特長です。
●これまでのルガゾロルガゾロといえば、こちら「とーしんルガゾロ」。
昨年9月時点でルガゾロは一度完成したと言ってよいと思います。
普通にルガゾロを組むと80パーセントくらいこれと同じになるので、入門編としてはとりあえずこれを知っておけばOK。
準優勝:イトウ シンタロウ選手【ゾロアークGX+ルガルガンGX】
http://www.pokemon-card.com/info/2017/20170908_000899.html#top1-2色んなルガゾロが見たい人は、ここへ見に行くとよいです。
カテゴリー: ゾロアークGX
https://pokead.jp/archives/category/deckrecipe/xy1-sm6b/%E3%82%BE%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AFgx-xy1-sm6bルガゾロの発生経緯から現在に至るまでの話はここに書いてあります。
ルガゾロ(ルガルガンゾロアーク)の変遷
http://pokeca.hatenablog.com/entry/2017/09/26/233226●キミだけのルガゾロをつくってみようルガゾロによく使われるパーツはこちら。
適当に組み合わせてください。
★マーク…採用率の高いカード
()内…備考
末尾の数字…標準採用枚数
【ポケモン(メイン編)】
・ゾロア(ぶつかる) 4★
基本のゾロアはW無色エネルギー対応のこちら。
・ゾロア(やみよにかける) 4
カウンターエネルギーを採用する場合は候補に入って来そう。
ちなみに採用例は見たことがないです。
・ゾロアークGX 3~4★
4枚欲しいところだけど、小ゾロアーク&スロット優先。
・ゾロアーク(なりかわる) 1~2★
あるとプレイングの幅が大分変わります。
ゾロアークGXに回すはずのリソースを食うので、出せる状況はそこそこ限定的ではあります。
ミラーではこいつにカウンターを食らう可能性を考えないといけなくてめんどくさいです。
ミラー意識で2積みのパターンがあるっぽい。
・イワンコ(ふいをつく) 2~3★
HP70でジェットパンチのベンチダメージ2回やフェザーアロー3回を耐えられるのかはかなりでかいはず。
3枚あると場に2体並べやすいので、軽率にブラッディアイを使いやすいです。
逆に言うと、2枚の場合はブラッディアイでバトル場を躱す以外の勝ち筋を構築段階で太くしておく必要がありそうです。
・イワンコ(いわおとし) 2~3
安定指向の人はこちらの確定ダメージイワンコ。
ストロングエネルギ―込みでゾロアを倒すくらいのことはできます。
・ルガルガンGX 2★
サブアタッカーとサポート。
ゲームを大きく動かすパワーのあるカードです。
デスローグGXを1回、ブラッディアイを2回使うイメージ。
サイド落ちもさることながら、1枚だと2回目のブラッディアイが相当シビアになってくるので、大体みんな2枚積んでます。
HP200は1進化GXとしては低めですが、ミラーだと結構処理が難しいので、こいつをフリーにさせないのが課題。
・ルガルガン(デスローグ) 1
カードパワーがかなり低いんですが、プレイングの幅が広がると思います。
ゾロアークGXを2エネでワンパンできる数少ない非GXのはず。
ブラッディアイを1回分諦めることになるので、普段は結構だぶつきそうなのが難点ではあります。
使ってみた方がいらしたら、ちょっと話を聞いてみたい。
・カプ・テテフGX 2~3★
サイド落ち警戒で2枚が最低ラインといったところでしょうか。
3枚あると中盤が安定しますが、ベンチの運用がきついです。
・シェイミEX 1~3★
スカイフィールドから一気に展開してライオットビートの打点を上げるために1枚は欲しいです。
スカイリターンも、ライオットビートがギリギリ届かない相手に対して削りを入れつつW無色エネルギーを温存できるので結構便利です。
【ポケモン(オプション編)】
・アローラベトベター(どくのいき) 1
アローラベトベターは悪タイプと超タイプの2種類がいますが、弱点の狙われにくさでこちらが選ばれます。
ニンフィアGXとかの耐久デッキにこいつで削りを入れることがごく稀にあります。
・アローラベトベトン 1
ウソッキーによる対策を逆に対策し返して、ゾロアークGXでの勝ち筋を強引に通すためのカードです。
ついでにボルケニオンEXやディアンシープリズムスター辺りにも刺さります。
こいつを使わない場合は、相手がウソッキーを出してきた場合の対処方法を別に考えておく必要があるかと思います。
相手に付き合って速度を落としてコントロール寄りに立ち回れるような構築にしておくとか。
・マグマッグ(かえん) 1~2
HP80はちからのハチマキとディアンシー込みのジェットパンチを耐えられるギリギリのラインです。
こいつにエネを貼ることはまずないと思う。
・マグカルゴ 1~2
サーチエンジン。
立つとデッキの安定性が飛躍的に高まりますが、ちょっと怪しいと思っています。
カルゴラインがスロットを圧迫してキーカードが詰めないとか、ベンチを圧迫するので他のポケモンを出せないとか。
普段の構築に1ラインだけタッチで投入しておくのが一番おいしいかもしれません。
いずれにせよベンチの運用がきついので、セットでアローラベトベトンが欲しくなってきます。
しかしそこまでの余裕はない。
・ウソッキー(みちをふさぐ) 1
不採用の場合は、相手だけウソッキーを出してきた場合に一方的にベンチを展開されることになります。
その代わり、ウソッキーの分マインドジャックやデスローグGXの打点が伸びるので、そちらを有効活用していきたいところです。
・マッシブーン 1
特定の状況下でめちゃくちゃ強い。
ゾロアやイワンコ等を倒されてサイドが奇数のままゲームが進行することがままあるため、腐るケースもあろうかと思います。
ただし打点と耐久を兼ね備えた優秀な非GXなので、動かせた場合はかなりの活躍が期待できます。
・ウソッキー(みようみまね) 1
ライオットビートはベンチ5枚からが無補正ワンパン圏です。
GXワザをコピーできるので、デスローグGXとかイクスパンションGXに対してカウンターを当てることもできます。
・メタモン(メタモルジーン) 1
ミラーマッチでは結構色んなワザをコピーできますが、こいつにしかできないことがちょっと思いつかないです。
・オドリドリ 1
こうしんに対して、ないと勝てないとかあると勝てるとかいったレベルまで相性が傾くわけではないのですが、そこそこ大きな勝率への影響があります。
ゾロアークGXがマーシャドーGXから弱点を突かれてしまうので、カプ・テテフGXやルガルガンGXでより多くのトラッシュを要求してからのカウンターが肝になりそうです。
・バリヤード(ベンチバリア) 1
主にマッシブーンGX対策。
初手でウソッキーを出されるとベンチ4枠がカプ・テテフGXとアタッカー候補3体で埋まってしまって、ベンチに空きがなかったりします。
一方のマッシルガン側も、ルガゾロに対してオーバースペックになりがちなためかこうかくレンズまでは採用しないケースの方が多いように思います。
多少削られるくらいならワンパン合戦に大きな影響は出ないので優先度は低いかと思います。
・ミュウツー(サイコキネシス) 1~2★
対マッシブーンGX専用兵器。
1エネジェットパンチを1回受けてツーパン、3エネナックルインパクトをカウンターでワンパンといった計算です。
マッシルガンとのマッチアップではルガルガンGXでの刺し合いが発生するので、こういったクッション的なカードが必須になってくると思います。
・ミュウ(はじまりのきおく)1
マッシブーンGX対策。
マッシブーンのスレッジハンマーやビリジオンのサイドカウンター辺りがコピー元になります。
コピー元本体共々2体場に揃えないと機能しないので、とくにウソッキーを出されている状況下での運用は結構シビアになりそう。
・ビリジオン(サイドカウンター) 1
カウンター型のルガルガンGXピンポイント。
ビハインドの状況限定とはいえ、ルガルガンGXをワンパンできる手段は大変貴重です。
とは言え、ルガルガンGXは基本的に詰めの段階で動くポケモンなので、実際運用できるタイミングがどれほど発生するかはちょっと怪しいかなと思っているところです。
・エンテイ(コンバットブレイズ) 1
カウンター型のグソクムシャGX対策。
グソクムシャGXとの戦いはアセロラ合戦の泥仕合になりがちなので、そこの解決手段としては有効かと思います。
・カプ・コケコ(かいてんひこう) 1
こいつで全体に削りを入れたいシーンがあまり思いつかないのですが、稀に見ます。
・ガマゲロゲEX 1
途中からこいつのロックに切り替えるタイプのデッキがいるようです。
クセロシキとかカリンとセットです。
・カミツルギGX 1
コントロール寄りの構築にに入ってくることがあるようです。
【エネルギー編】
・W無色エネルギー 4★
汎用エネルギー。
・基本闘エネルギー 1~3★
改造ハンマーで邪魔されずにルガルガンGXにエネを貯められます。
これとストロングエネルギーを合計2~4採用するのがスタンダードのよう。
・ストロングエネルギー 1~3★
ツメできりさくが非GXに対して130だとか、デスローグGXがベンチ3枚でカプ・テテフに対して170出るようになります。
・カウンターエネルギー 1~2★
こいつを採用する場合は専用アタッカーを何枚か仕込むことになります。
ミュウツーやゾロアーク限定の5枚目以降のW無色エネルギーのような使い方もできて意外と便利です。
【サポーター編】
・プラターヌ博士 3~4★
手札の補充。
最初のターンはアズサ、中盤はセンパイとコウハイに頼ることが多いので、他のデッキより枚数は抑えめになるかと思います。
・N 1~2★
中盤以降のハンデス。
きぜつした返しのターンに打つカードですが、センパイとコウハイと使用タイミングが被るので1枚でもほぼ使わないことが。
・アズサ 1~2★
初手の安定展開。
ゾロア2体とイワンコを並べるのが基本。
このデッキのアズサは2枚積む価値あり。
・センパイとコウハイ 1~2★
中盤で欲しい場面が意外と多いためサイド落ちを警戒したいところですが、それはそれとしてプラターヌ博士で無理やりカバーできてしまうため1枚のパターンが多いです。
・グズマ 1~2★
ルガルガンGXである程度賄えるため、1積みのケースが多いように思います。
・シロナ 1
リソースを温存しながら展開できるカード。
マウントを取っている場面で便利ですが、基本的には贅沢品だと思っています。
・オカルトマニア 1
1回でも決まってテンポを奪えればサイドレースの優劣が傾いて勝てるようなマッチアップが結構あります。
割と必須カード。
・アセロラ 1
中速デッキのアセロラループへの対抗手段となります。
具体的にはグソクムシャとかオーロット。
ミラーでも睨み合いの状況では有効な場面があるかと思います。
使用頻度は低いものの、あるとないとではかなり勝率の変わるマッチアップがあって悩ましいです。
・フラダリ 1
グズマと似た役割ですが、1枚ずつ使い分ける等でたまにこちらが採用されるケースをみます。
・マオ 1
ゾロアークGXとの組み合わせではセンパイとコウハイに近い効果を得られますが、強い場面がかなり違います。
ルガゾロは場を作るよりお互いに切り崩し合う戦い方をするデッキなので、センパイとコウハイほどは採用されないようです。
両採用した方がいたら話を聞いてみたいです。
・コルニ 1
ルガルガン系列のパーツのサーチに活用できます。
グッズのおまけにわんこがついてくる感じで、使用感としてはマオに近いものになるかと思います。
・ライチ 1
ゾロアークGXを確実に進化させられるカード。
ポケモンはハイパーボールでサーチ可能なのでこれも贅沢品かなあと思っています。
・クセロシキ 1
オンバーンGX辺りの対策として有効な場面があるかもしれません。
[グッズ]
・バトルサーチャー 4
サポーターをトラッシュに溜めてサーチャーで使い分けるのが、このデッキではとりわけ強いと思っています。
・ハイパーボール 4
とりひきもあるので、トラッシュのコストが若干きついですが、まあ4積むでしょう。
・時のパズル 3~4
相手の動きやプラターヌでの巻き込み状況に合わせて、何もかもを使い分けられるのが強いです。
ゾロアークGXのドローが強いので無理なく採用できます。
・レスキュータンカ 1
リソースの削り合いになったときに効く。
パラレルシティの切り返しなどのために3枚戻すパターンも結構使います。
・エネルギーチャージ 1
W無色エネルギーを拾うためのカードだけど、拾った後に改めて山札から引いてこなくてはならないのがネック。
役立つ場面がかなり限定的かと思います。
・フィールドブロアー 1
どうぐを場にキープするプレイングに対して要求パーツの枚数を増やすためのカードという認識です。
比較的どんなマッチアップでも使いどころはあります。
・ターゲットホイッスル 1
さほど使用頻度は高くならないはずですが、採用率はそこそこ高いです。
デスローグGXやマインドジャックと絡めて、最後の決め手になるカードです。
これを使ってカプ・テテフGXを2回倒して終わるゲームとかもしばしば。
・改造ハンマー 1
ミラーで2パン合戦になってきたときに効きそうです。
刺さるシーンが稀なので採用率は低めです。
・こだわりハチマキ 2~3
これの補正の有無できぜつさせるまでの攻撃回数が変わってくるケースが結構あります。
2積みだと結構我慢させられてる感がある。
・かるいし 1~2
初手で能動的に攻めていく場合とか、アタッカーを使い分けるマッチアップでは結構キーカードになり得ます。
[スタジアム]
・スカイフィールド 2~3
ライオットビートの最大打点を引き上げられますが、みちをふさぐウソッキーに台無しにされがちです。
3枚積むならアロべトン、のような気がしています。
…
メモのつもりで書き始めたら結構な情報量になってしまいました。
ルガゾロを使う人も、ルガゾロと戦う人も、メジャーどころのカードと採用枚数は把握しておく必要があるかと思います。
メタに存在するだけでみんなが苦労するデッキ。
だけど、TCGならそういうのを楽しまなくっちゃ。
いいアーキタイプだと思います。